外貨預金を考える。 [Information]
日頃お世話になっている保険屋さんから
個人年金についてお話を聞かせて頂きました。
会社勤めが長い私は当然
雇用保険も健康保険も自動的に支払っています。
そして当然、厚生年金も支払っています。
給与明細を見る度に
この厚生年金分を自力で貯めた方が
はるかに将来が安心できるのになぁ
なんて事を考えてしまいます。
私はAround 40の世代ですが
本当に貰えるんでしょうかね?年金。
そんなわけで時折考えていたのが個人年金。
それも「外貨預金」なわけです。
レートに左右されるリスクはありますが
リスクを補える程の金利が外貨にはあります。
ぶっちゃけ得なんてしなくていいんです。
元金が確実に保証されればいいわけで
20年30年後の先読みなんて私には勿論できませんが
円がドルより強くなるなんて、この先まずないでしょう。
今の日本は銀行が潰れるご時世です。
サブプライム問題もありますから「外貨預金」が絶対安全とは言い切れませんが
国内と国外、双方に預金を持つということは
預金の保険として有効だと思うわけです。
さて、とはいえ円預金では考えなくて済む問題がひとつだけあります。
そう、「為替手数料」です。
円をドルに替える、もしくはドルを円に替えるということは
言い換えると「円でドルで買う」「ドルで円を買う」という事です。
ドルの場合は1ドル1円の手数料がかかります。
レートが1ドル=100円だった場合
1ドル買うには101円が必要になります。
100ドルだったら1100円ですね。
そして、ドルを円に替える場合
1ドル出して99円貰える事になります。
例えば100万円の定期預金をするとしましょう。
計算を簡単にするために、$1=100円でお話しすると
100万円の定期預金をするための手数料が1万円なので
$1,000,000を買うために1,010,000円払うわけです。
そして$1,000,000を円に交換するために、さらに1万円がかかります。
結果、100万円の定期預金は98万円になって帰ってくるわけです。
じっさいにはここに金利が発生しますから
預け入れた金額と年数に応じて利息がプラスされるので
単純に2万円損するわけではありませんけどね。
でも入れたり出したりするだけでお金が減るのは
やっぱり勘弁して欲しいというのが預金者の本音。
そこで手数料が少なくなる方法を探してみたところ
これがけっこうありまして、$1=50銭な所もけっこうありました。
中でもお得だったのが
シティバンクの「エンジョイプラス」というサービスですね。
夏のキャンペーンなので期間限定ではありますが
預け入れ期間に応じて為替手数料が50銭または0円になります。
さらに預け入れ期間に応じて金利が上乗せされるサービスもあるので
条件さえ合えば相当にお得な預金ができます。
新規でオンライン専用のeセービングから口座を開設すると
口座維持手数料が無料になるということなので
普段使いのカード用に開設するのも良さそうですね。
ただ、店舗やバンキングなどのサービスの場合は
通常より手数料が割高になる時もあるというので
そこは注意が必要ですが。
国内だけに目を向けていると
どうしても選択肢が限定されてしまいます。
けれど少しだけ外を見てみれば
驚くほど多くの可能性が見えてきます。
外資はイマイチ判らない、なんとなく不安
という不透明な理由で尻込みしていた私ですが
「将来の自分の保険」のために
一歩踏み出してみましょうか。
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